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#71(2011年8月号 issue on 2011/6/18)
cover_松本人志
¥600
ピクトアップ#71表紙

【特集1】松本人志と映画とプライド 『さや侍』のつくり方
『大日本人』『しんぼる』に続き、松本人志がまたしてもメガホンを取った。
完成した時代劇『さや侍』は、これまででもっとも「映画らしい」映画。
親子の絆をてらいなく描くところなど、感情にうったえるシーンも少なくない。
主人公の勘十郎を演じるのは、素人俳優の野見隆明。
「一日一芸、三十日間かけて若君を笑わせることができなければ、切腹」という
きびしい業にのぞむ勘十郎に、
お笑い界の頂点に立つ松本自身の姿を重ねてしまうのも無理はないだろう。
監督は〈表現者としての誇り〉、そのあり方を問うているのではないか?
松本人志の映画づくりとプライドにせまる。
・〈ちょっと違うもの〉を観られる喜び/板尾創路
・才能と才能が、通じ合った瞬間/柄本時生
・松本映画のつくり方/[プロデューサー]小西啓介+[脚本協力]倉本美津留
           +[脚本協力]高須光聖+[主演俳優]野見隆明
・僕の「深度」は人と違うのかもしれない/[監督]松本人志
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【特集2】次なるジブリをさぐる──『コクリコ坂から』
『ゲド戦記』から5年、宮崎吾朗監督第二作
『コクリコ坂から』が公開される。
ファンタジー要素がないことから、スタジオジブリらしからぬ作品と
言われている本作。だが、ジブリらしからぬ要素が入りつつも、
宮崎吾朗は「すべての世代に向けてつくった」と宣言する。
そのまさしくスタジオジブリ的になり得た本作は、どのように生まれたのか?
・〈つくりあげられた絵〉に飛び込むこわさ/岡田准一
・自分の映画になる瞬間/[監督]宮崎吾朗
・プロデューサーはどこを見るのか?/[プロデューサー]鈴木敏夫
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新しい自分を発見する方法──『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』/香取慎吾
言葉にできない興奮──『アンダルシア 女神の報復』/織田裕二×伊藤英明
『東京公園』で開く新たなトビラ──三浦春馬+榮倉奈々+[監督]青山真治
僕が心を開いた瞬間──『荒川アンダー ザ ブリッジ』/林遣都
いつも一生懸命、気持ちを込めたい──『星守る犬』/川島海荷
見たことのない自分に向かって──『あぜ道のダンディ』/吉永淳
いまの時代のひとりの映画監督として『あぜ道のダンディ』/[監督]石井裕也
役者としての更なる発見──『星守る犬』/西田敏行
彼女によって吹き込まれた命──『借りぐらしのアリエッティ』/志田未来
『ムカデ人間』宣伝中!/[宣伝プロデューサー]叶井俊太郎×[宣伝]葉山友美
ピクトアップ+キネカ大森 みくらべ! ドッチネマ
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【レギュラーコンテンツ】
〈A PIN-UP〉桐谷美玲
〈A PIN-UP〉池松壮亮
〈ニューカマーに学ぶ映画監督への道〉『見えないほどの遠くの空を』/[監督]榎本憲男
〈松ケントーク〉松山ケンイチ×[地域遺産プロデューサー]米山淳一
〈ピクトバイキング〉[監督]真利子哲也
〈中川晴樹のこめすかでんでん〉

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