──後藤さんは映画に関して今後のビジョンはありますか?
後藤 お芝居に関しては、お話をいただけたらぜひやらしていただきたいですが、野心的なものは一切ないです(笑)。
──では、お笑いについての野望は?
後藤 海外でも活躍したいです。単独ライブは何回か海外でもやっているんですけど、そこから広がっていかないので、見せ方を変えてやってみようかと作戦を立てている最中です。
──ジャルジャルふたりの一致した野望ですか?
後藤 もちろんです。
単純に笑かしたいだけです
──言葉の壁が立ちはだかりますよね?
後藤 お客さんから言葉をいただいて、上の句、下の句のボックスに入れて、そこからランダムで引いた言葉をタイトルにして、即興でコントをする、というイベントを僕ら、もう何年もやっているんです。渋谷慶一郎さんという音楽家の方がいるんですが、僕らは一切しゃべらず動きだけで即興コントをして、渋谷さんが即興でピアノを弾くっていう、お笑いとアートの間ぐらいのイベントをこの前やったんですよ。ちょっとオシャレですけど、僕らとしては単純に笑かしたいって気持ちだけで。
──観客の反応はどうでしたか?
後藤 めっちゃウケました。お客さんも自分で書いたお題だから、「がんばれー」っていう目で観てくれますし。
木下 お客さんと緊張感を共有できますしね。
後藤 これを海外でやったらどういう反応になるんか、一回やってみたいなと思っています。
木下 僕も二十歳の頃から、ちゃんと海外で認められるとこまでいくぞという目標を決めてやってきました。僕の場合は字幕をつければいけるし、外国の俳優さんを使えばクリアできる。狙っているところ、一緒やなと感じました。
──今日はありがとうございました。
2020.7.28
[photo]久田路 [goto's styling]中村陽子[goto's hair&make]伊荻ユミ[text]八王子真也
[後藤衣裳協力]CAVE(06-6543-0320)
goto junpei kinoshita hanta |
|
ロックンロール・ストリップ |